変動帯に位置する日本列島は、毎年のようにどこかで地震被害が発生します。
2018年の北海道胆振東部の地震では、火力発電所が停止し、ほぼ全道が停電しました。
2016年の熊本地震では、大きい揺れが二晩連続で起こり、高齢者が犠牲になりました。
2024年の令和6年能登半島地震では200人以上の死者が出ています。

一方で2014年の長野県北部の地震の際、大きな揺れに見舞われた白馬村では、
住民共助の防災体制が功を奏し、犠牲者がありませんでした。

①あなたが経験した最も強い地震の揺れは?


②あなたが現在住んでいる地域(高校時代に住んでいた地域)では、
  将来、大きな地震が想定されていますか?
  震度はどのくらいになるのでしょうか?地盤は強固ですか?脆弱ですか?
  近所の人たちの連携はどうですか?
  身近に危険な場所はありますか?みなさんの備えはどうですか?

ニックネームを記載した上で、①②について提出してください。。

---------例えば----------------------------------------------------
ニックネームじみいです。

私が経験した最も強い地震の揺れは、
2011年3月11日に発生した東北太平洋沖地震(東日本大震災)の揺れで、
東京都目黒区で「震度5弱」でした。

将来予想される地震では、東京湾北部を震源とする直下型地震で、目黒区内の広域で震度6強の揺れが、
心配されています。居住地域は台地なので、液状化の危険は小さいと思われますが、
地域自治会で避難訓練などは行われていないので、
もしもの時の地域連携は難しいと思われます。
公園等が避難所として決められているものの、元々人口密集地域であり、
多くの人が避難すると、すぐに避難所が人であふれてしまいそうです。
大地震で流通が止まることも想定して、
食糧はかなり多めに備えようかと思います。

過去の地震を検索する場合、気象庁の震度データベース検索が便利です。

①生まれた年月日(住み始めた年月日)を入力して、
②「観測された震度?震源要素を指定する」ボタンを押して、
③調べたい市町村?観測点を入力しましょう。
④検索は、震度3以上でやってみて、検索数が多いようなら、
 震度4、震度5弱にしてみると良いでしょう。
⑤「地震を検索」ボタンで検索されます。
 地図には震央位置が表示され、その地震の規模や最大震度が表示されます。
⑥震度別回数表もみることができます。
 最も強い地震の発生した年がわかったら、「月別」「日別」で、
 ①の期間を絞っていくとよいでしょう。

将来の地震について、市町村が公開している地震ハザードマップ、液状化危険度マップなども参考になります。
地形については地理院地図「自然地形分類」なども参考になりますね。