ハザードマップ分析と現地調査(2023年)

本ページのハザードマップは教材用に切り取り加工したものです。(2023年5月時点)

避難ルートを検討する際には、市町村が配布しているものを利用してください(ハザードマップは随時更新されます)。

長野県中野市(シモ)

これは、長野県中野市の千曲川における河川ハザードマップである。浸水想定区域で最も水の深さが深い10.0m以上ある黒丸で囲った上今井駅周辺について考察した。この地域は地理院地図によると氾濫平野、旧河道そして扇状地がある。このことから、この地域は千曲川による堆積作用で形成された地域であり低地であること、上今井地区の等高線が川から離れてすぐに間隔が狭まっているため山地に囲まれた氾濫平野であるため、氾濫した際は水深が深くなりやすい地形である。最近だと令和元年台風19号により上今井地区では、45棟の浸水被害が発生している。現地を実際に観察してみると河川が近いこともあり特産であるリンゴの栽培、豊富な水を活かした水田が盛んに行われていた。そして氾濫平野にあたる地域には家屋はなく、隣の扇状地となっている辺りに人の住む家屋が多く見受けられた。また、家屋の多くある扇状地と果樹園、水田が多くある氾濫平野を分断するように堤防道路が走っていた。氾濫平野に家が無く、すぐ近くには山も多くあることから千曲川氾濫の際は上今井地区の住民が避難はしやすい地域であると考察した。しかし氾濫平野の果樹栽培や水田には大きな被害が生じることは避けられず、この地域を通るJR飯山線の線路、堤防道路が浸水、崩壊などすれば大きな交通障害となり上今井地区だけでなく中野市周辺に甚大な被害が生じる可能性があると考察した。

写真1(上今井橋付近)    写真2     写真の場所    地理院地図(治水地形分類)   

地理院地図(令和元年東日本台風 浸水推定段彩図 信濃川水系)

中野市洪水ハザードマップ    

写真の場所の特定に苦労しました。奥に見える山は高井富士ですね。東日本台風の水害は、千曲川増水により、本沢川の排水ができなくなったことにより発生したのでは?だとしたら、写真は少し上流の浄水場のあたりから上今井橋を含めて撮影すればよかったのかも。


東京都板橋区(みどり)

今回は東京都板橋区が出している2種類の浸水ハザードマップを使って三園一丁目の浸水リスクについてみていきたいと思います。浸水ハザードマップは荒川氾濫版と集中豪雨版の2種類があり、荒川氾濫版は、台風などによって川の水が堤防からあふれたり、堤防が決壊したりする外水氾濫を想定していて、集中豪雨版は、近年多発してきているゲリラ豪雨など、短時間で大雨が降り下水の処理能力を超えてあふれる内水氾濫を想定しています。荒川氾濫版のハザードマップを見ると三園小学校と書いているあたりは浸水区域に入っています。浸水深は水色で2階の床下までとされています。実際に荒川氾濫が起ったら駐車場の車が浸水するなど多くの影響が出ることが予想されます。一方、集中豪雨版のハザードマップを見ると三園小学校あたりは浸水域からは外れています。これは河川の氾濫や堤防の決壊により勢いよく水が流れ込む外水氾濫に比べると比較的少しずつ市街地に水が流れ込む内水氾濫の特徴が出ているといえると思います。

写真   写真の場所KML(三園小学校)    地理院地図(地形分類)  今昔マップ

板橋区ハザードマップ(荒川氾濫版?集中豪雨版

写真が送られてきていないようですが....荒川氾濫版と集中豪雨版で色の境界が違うのですね。これでは混乱が生じますね。あと三園浄水場が水没したら水道水も使えなくなるのかな?白子川も流路が変わっているのね。

東京都葛飾区(にっとー)


東京都葛飾区のハザードマップ、その中でも東四つ木について分析した。
ここで懸念される主な災害としては洪水と浸水だ。
東四つ木は中川と荒川?綾瀬川に接している川のまちで、氾濫平野に位置している。高度経済成長期には工場が地下水を汲みすぎたため、地盤沈下が進行。東京湾海面?荒川などの河川より低い、いわゆる「0メートル地帯」と呼ばれる地域となった。ひとたび大規模な洪水?浸水が起こると甚大な被害が予想される。実際、1947年(S22)のカスリーン台風では利根川の氾濫によってその水系の中川も氾濫。区内全域が浸水する事態となった。現在は各河川の治水対策が行われているとはいえ、油断は禁物である。
もちろん水害以外にも警戒しなければならないこともある。それは液状化だ。氾濫平野で昭和30年代まで水田が広がっていたので、地盤は決して強くはない。特に浄光寺、やくし幼稚園、本田ポンプ所がある地域は中川の旧河道であるのでなおさらだ。東日本大震災の際は特に被害はなかったが、首都直下型地震の際には十分起きうるので警戒が必要だ。


写真(上平井橋から上流)   東四ツ木エリアKML      地理院地図(地形分類)     

葛飾区水害ハザードマップ  葛飾区洪水ハザードマップ  東四ツ木地区防災マップ

大雨により河川があふれそうになった時、どうすればよいのでしょう?葛飾区のみで対応できるはずもなく、江東5区で避難対策が検討されています。ちなみに江東5区の人口は258万人...問題が山積みです。

埼玉県吉川市(おかめ)

吉川市は東西北の3方に川があり、常に水害のリスクがある土地と言える。西側には中川と古利根川、東側を江戸川が流れている。また中川や江戸川の上流には荒川や利根川といった川があり、これらの川も間接的に水害の要因となることがある。吉川市の洪水ハザードマップを見てみると、江戸川と利根川が氾濫すると市域全体が洪水の被害を受けてしまうことがハザードマップから読み取れる。中川の氾濫は比較的小規模であることが読み取れる。中川の洪水は、一部ハザードマップが白のままのエリアがあり、比較的小規模であることがわかる。吉川駅の南側には、中川のすぐ近くなのに白や黄色の比較的被害が少ないエリアがある。これは中川が作った自然堤防のおかげで、一部高台になっており、被害が少ないと予想されていることがわかる。JR武蔵野線、三郷市との境、葛飾?吉川?松伏線の三方に囲まれたエリアは新しく開発されたエリアであり一部埋め立てられ、高台になっている。そのため、洪水の被害が少ないことがわかる。また武蔵野線の高架が堤防の役割を果たしていることもわかる。武蔵野線の線路をくぐるガードは洪水の際冠水のリスクがあるためとても危険であることがわかる。(おかめ)

写真1(歩道の冠水)   写真2(アンダーパス全景)   写真の場所KML   地理院地図(地形分類)      

中川?江戸川ハザードマップ   利根川?荒川?元荒川ハザードマップ

吉川市では、中川、江戸川、利根川、荒川、元荒川、大落古利根川、新方川の7つの河川のハザードマップが作られているようです。それぞれの地図が別々なので、大雨になると、住民は7つの地図を見比べながら避難することになるわけですから非常に不親切だと思いました。利根川の氾濫が心配で利根川から離れて避難した人が、中川の氾濫の影響を受けたりするわけで、逃げるための、命を守るための地図になっていないですね。

千葉県浦安市(てんぱぱぱ)

この図は、千葉県浦安市の、東京メトロ東西線「浦安駅」周辺の内水氾濫を示したハザードマップである。内水氾濫とは、川の氾濫(外水氾濫)や洪水とは異なり、その地域を流れる下水道や排水路が、周りの河川に水を排出しきれず市街地にあふれ出てしまう水害を指す。この地域の場合、普段は市街地に溜まった水を近くにある旧江戸川に排水しているが、旧江戸川の流域に局所的な大雨が降ると河川が増水し、市街地から水を排出できなくなる。このようにして内水氾濫が起こる。この地域について地理院地図を見てみると、この地域のすぐそばには、大雨が降ると増水する旧江戸川が東京湾に注いでいる河口付近ということがわかった。また、産総研の都市域地質地盤図と全国Q地図を使って分析してみた結果、この辺りはほとんどが河川によってできた自然堤防や低湿地であることが分かった。そのため、地盤は緩いと考えられ、自然災害に対して脆弱性を持つ地域であるといえる。また、そのような性質からこの辺りは、昔から水田に活用されてきたこともわかる。ハザードマップの凡例によると、この地域は内水氾濫を起こした際に、50cmから1mの浸水が想定されているため、水をどのようにして、いかなる場所に排出するかを熟考する必要があると考える。

写真  写真の場所KML    地理院地図(地形分類)    Q地図(今昔マップ比較)

浦安市内水ハザードマップ  内水氾濫のしくみ(浦安市WEB)


浦安市のWEBハザードマップはGoogleベースで動作が軽いですね。ストリートビューも使えます。地図としての便利さがあります。境川の屈曲部分に注目したのは地理学的なセンスを感じます。水準点もそばにあるしね。

千葉県市川市(カンポ)

市川3?4丁目を調査した。この地区は江戸川に直面している箇所であり、氾濫の際には真先に被害に遭う。はじめに、当地区の治水地形分類図を切り取った画像1を読み取ると、国府台駅周辺の市川3丁目は浸水が想定されていることが分かる。写真1は市川3丁目付近を撮影したものであり、冠水を警告する標識が建てられている。北に進むと、神社の地図記号を境として河岸段丘が国府台方面に広がっているのが分かる。写真2は段丘からの急斜面を舗装した坂を撮影したものである。地区を通る松戸街道の勾配を計算(段丘崖~和洋女子大学正門前)したところ、およそ(20-5)*100/450=3.33(%)であった。今昔マップにて大正期の地図と比較したところ、市川4丁目にはすでに市街地を示す斜線が引かれていた。3丁目は水田地帯であったことから、農民の住宅が密集していたと考える。

写真1(京成アンダーパス)  写真2(真間山急崖)  写真の場所    

地理院地図(治水地形分類図)   今昔マップ

市川市ハザードマップ(真間川)

千葉県でこれまでもたびたび氾濫を起こした都市河川は三つ、千葉?都川、松戸?坂川、市川?真間川です。江戸川があふれなくても、江戸川が増水してしまった場合は、真間川の水を流すことができなくなり、結局、市川松戸線の橋のあたりからあふれてしまうことがありました。近年は河川改修工事が進み、危険度は小さくなりましたが、危険が取り除かれたわけではありません。建物の密集地を囲って斜線を施す地図表現を「総描」といいます。

千葉県千葉市中央区(まきのゆうきの左耳)


上の地図は、千葉駅周辺の洪水浸水深を示しているハザードマップである。ピンク色の場所は2m~3mの深さで、黄色の場所が1m~2mの深さ、緑色の場所が0.5m~1mの深さであり、オレンジ色の場所が0.5m未満の深さである。この凡例から考えられるのは、千葉県庁周辺で洪水が起きた場合、人命に関わる程度の被害が発生するだろう。では、いった
なぜ、千葉駅周辺は洪水すると、危険であるのか調べた。すると、1つの結論が考えられた。それは図1の赤い丸の場所が千葉駅であり、そのポイントは谷のような地形であるのが分かる。つまり、千葉駅の東?西?北地域からの降水が千葉駅とその周辺の地域に流れてくるである。実際に、千葉駅周辺には坂が多くあり、地下道もいくつか見られるため、洪水が起きたら、甚大な被害が及ぶはずだ。さらに海が近いため、高潮の被害も考えられる。すなわち、千葉駅周辺は風水害に弱い地域であると私は考える。


写真    写真の場所KML    地理院地図(地形分類)

千葉市地震?風水害ハザードマップ

写真の千葉駅前は、想定最大規模でも浸水しないのではないでしょうか?つまり、写真をとるべきだったのはモノレール葭川公園駅付近だったのではないでしょうか?

東京都世田谷区(シャンシャンシャンパフパフパフ)

世田谷区の多摩川沿い、二子玉川駅から多摩川駅にかけて現地調査を行った。多摩川の河川流域は基本的に標高が低い。特に、丸子川より南側で洪水時の浸水想定がされている。二子橋東詰(東京都側)から下野毛排水樋門までにかけては浸水の深さ予想は10~20mにも及ぶ。実際、2019年にも河川の氾濫に加え、大量の雨水を下水道から河川に排出できずに内水氾濫を引き起こしてしまった。流域ではほぼ確実に浸水被害が予想されているので、丸子川より北側、環八通り、東急大井町線沿線のほうまですぐに逃げるとよい。しかし、一番多摩川から近い、環八通り沿いには避難場所が少なく、大井町線側のほうまで越えなければいけない。流域から距離があるので、お年寄りや、体の不自由な方が逃げやすいかどうかといわれるとそうではないので、簡単なことではないかもしれないが、もう少し流域に近い場所に避難場所をひとつでも設置したほうが良いのではないだろうか。

写真(二子玉川公園下)    写真の場所KML      地理院地図(色別標高図)    今昔マップ

世田谷区ハザードマップ多摩川洪水版

写真の場所は、護岸工事も終わり、盛土の二子玉川公園があるので、比較的安全な場所です。丸子川は江戸時代に作られた用水路(六郷用水)です。用水路なので、段丘崖の直下の低地では少し高いところに作られました。多摩川と丸子川(六郷用水)の間が多摩川の左岸低地です。有事の際の防災拠点となる玉川分庁舎が浸水区域のど真ん中にあります。

静岡県浜松市東区(ノリス)

静岡県浜松市を流れる天竜川沿いにある東区中里町、中野町(マップ赤丸印)について調査を行った。中里町、中野町では約4000人が住む住宅街である。天竜川は暴れ天竜と呼ばれるほど水害が多く昔から人々を困らせてきた。これは浜松市東区の天竜川洪水予想ハザードマップである。この地域では3~5m、最大で7mの洪水が予想されている。治水地形分類図によると川沿いが自然堤防であり、それ以降は氾濫平野または旧河道である。盛土もある。そして氾濫平野のため河川の氾濫や液状化、地震時の大きな揺れのリスクがある。旧河道であるため水はけが悪く長時間の浸水が予想される。また盛土は周辺と約5m高く、大雨などによる地盤崩壊の可能性もある。周辺地域には和田、下石田、池田、源平新田などと「田」が着く地名が多い。今昔マップを見てみるとこの地域の大部分が元々田んぼであった。旧河道、大河川沿岸、元田んぼ、水害が大きい要素が揃っている。この地域は緊急避難所が少なくまた避難所の標高も低いため、避難所として機能するのか、多くの人が避難所まで行けるのかが不明である。

写真(天竜川右岸)    写真の場所KML    地理院地図(地形分類)   今昔マップ

天竜川流域洪水ハザードマップ


国が管理している一級河川なので、そう簡単に堤防が壊れることはないと思いますが、高速道路の橋の長さと国道1号線の橋の長さを比較すると、下流の方が高水敷が狭くなっている点が心配でもあります。ハザードマップの色のつけ方が独自の表現のようです。茶色から紫斜線、黄色、ピンク、水色、青色、薄緑メッシュ、オレンジという色の順序はわかりにくいですね。
神奈川県平塚市(くぼちゃん)

神奈川県平塚市金目地区のハザードマップを分析すること画像は 2020 年 6 月に作成された金目川水系版金目地区のハザードマップである。想定最大規模の降雨によって、金目川水系の河川が氾濫した場合に想定される浸水の区域と深さが記載されているほか、家屋倒壊等氾濫想定区域や浸水継続時間が掲載されている。ハザードマップ内で最も大きな被害が想定されるのが北金目 2 丁目付近で 3.0~5.0m 未満の浸水、そして紫の斜線があるため氾濫流による被害も想定されている。理由としては北金目 2 丁目付近が金目川の左岸にあたり、また河川が蛇行しているため河川浸食によって堤防が破壊され、この地区に大量の水が流れ込むからであると考えられる。また、今昔マップや撮影した写真でもわかるように近年では浸水想定エリアでの宅地開発が進んでいるため、今後水害が起きたときは以前よりもより被害が大きくなるのではないだろうか。

写真   撮影場所KML   地理院地図(地形分類)   今昔マップ

平塚市ハザードマップ

2年前の大雨で、写真の場所より4kmくらい下流であふれました。当時避難レベル5の「緊急安全確保」が発表されました。金目川があふれた時、みずほ小、金目小、金目中は孤立してしまいそう。東海大学ならば大丈夫そう。

東京都東久留米市(おまめ)

東久留米駅近くの落合川周辺の地形を観察した。浅めの川が流れていて比較的平坦な広場があり?コンクリートの塀の上ギリギリに家屋が建てられているところが印象的であった。旧版地形図をみるとこの場所は、1944年?1954年の地図だと住宅などはまだ建っていなかった?1965年の地図には少しではあるが家屋があった。1965年以降に住宅街が広がり始めたようだ。災害としては、大雨で川が増水し、溢れた水による家屋の浸水被害と雨水が地面に浸透することで地盤が軟弱になり、傾斜地で土砂災害が起こることが予想される?土砂崩れによる家屋の倒壊も生じるだろう。なぜ?増水が予想されるのか考える。はじめに、地質図の構造図をみる。この場所は上部更新統であった。更新世の地層である。堆積してから長い月日がたっているため地盤は良好であると考える。次に新川町と浅間町の間に流れている落合川をみる。関東ローム層にしみ込んだ雨水は地下に流れ、標高50mあたりで湧き出しやすくなる。東久留米市の標高は40mから60mである。つまり落合川は湧水の集まりで出来た川である。最初は、大雨が降り地下水の飽和状態を超えることで湧水が増え、川が増水すると考えた。しかし?現在落合川はコンクリートで覆われており、湧水が増えることで増水するとは考えにくい?これまでは、自然現象が原因で災害が起こると考えていた?しかし実際は人の手を加えたことが原因かもしれない。宅地化によりコンクリートなどの人口地盤に覆われることで?表面流出が増えて河川が増水しやすくなったのだ。この落合川による洪水災害の主原因は人為的要因である。たらす原因となる。

写真(落合川)  写真の場所KML   今昔マップ    地質図navi

東久留米市ハザードマップ

大雨による浸水被害は、自然災害ではあるけれど、宅地化が進むと、地表面の雨水が都市河川に流れ込み、増水するタイミングが早くなったりします。谷底の低地は雨水が集まりやすいところです。昔も度々浸水したことがあったかもしれません。水田が一時的に水に浸かっても記録に残りませんが、浸水しやすい場所を宅地化すると、家屋の浸水被害が生じるわけです。
東京都世田谷区(haru)

世田谷区のハザードマップをもとに土砂災害における被害の予測について調べました。世田谷区は多摩川を区境に持つため区の西側に行くに連れ標高が下がっています。そのため東から西にかけて急勾配になってる地点がいくつかありそこがハザードマップにおいて危険とされています。その中でも最も大規模な箇所に行って観察をしてきました。傾斜の下部分には、古い民家も隣接しており、歩いている人も高齢者が多いなと思われた。避難には坂が多いため、時間もかかる。しかし土砂災害の危険を知らせるような看板等は少なく感じた。地域住民以外にも知らせるという観点より看板等の設置が急務なのではと感じた。この時は昼12時ごろに向かったのだが、その日の夜から朝にかけて強めの雨が降っていたため土がだいぶ湿ってぬかるんでいた。コンクリートなどの補強はあまり見受けられなかった。

写真(世田谷区大蔵)    写真の場所KML    地理院地図(色別標高図)

世田谷区土砂災害ハザードマップ


土砂災害のことを調べたようですが、当初添付されていた地図は多摩川の洪水ハザードマップでした。どこの写真を撮影したのかも当初はよくわかりませんでした。地理学科ならば地図を上手に使えるようになろう。地図で上手に説明できるようになろう。例えば、「大蔵運動公園より仙川の方に下りたところで中之橋の近く」とかね。
神奈川県川崎市宮前区(アカアカ)

神奈川県の川崎市宮前区の馬絹4丁目を調査した。ハザードマップを見るとその場所は土砂災害警戒区域に指定されており、豪雨などにより、50センチから1メートル未満の浸水が予測されていた。では一体なぜ、そのような場所に指定されているのだろうか。まず、土砂災害が起きる可能性として考えられるのは近くに山を切り崩した丘のようなものがあるためだと考える。そこは過去に一度豪雨により、倒木したことがあり地盤があまり強くないことがわかる。また、その丘のそばには住宅が数軒建っているため、仮に地滑りなどの土砂災害が起きた際は、大きな被害を起こす可能性がある。では、浸水する要因である。この地点が浸水すると考えられている要因は二つ考えられる。一つは、すぐそばに川が通っているということである。豪雨が原因で河川が氾濫し、浸水が発生するのは必然である。そして、もう一つ考えられる要因は、台地に囲まれているためその地点だけ低い場所にあると言うことである。このように、とても危険な場所があると言うことがわかった。そのため、万が一災害が発生したときのために備えておくことが非常に重要であることがわかった。

写真     写真の場所KML    地理院地図(地形分類)

川崎市宮前区ハザードマップ

文章を推敲してみよう。冒頭の部分はちょっと直しました。「では、いったいなぜ...」の文章はなくても通じますよね。「要因は二つあると考えられる..」とかあるけど、つまりは矢上川があふれるということだよね?宅地化が進み、地表面が人工地盤になって大雨の度に低地に水が集まるんだよね。最後の「~がわかった」というのも物足りない。大学生ならば、深く考察して提言のような書き方が望ましいです。

千葉県我孫子市(ウィリアムズ)


千葉県我孫子市の手賀沼周辺について、ハザードマップ及び現地調査から水害について分析をしてみた。まず、手賀沼周辺の災害にはどのようなことが予想されるだろうか、最も予想されていて起きる確率が高いと言われているのは手賀沼の洪水などによる水害である。手賀沼から大量の水が溢れて周辺の住宅街が浸水する恐れが高いことが予想されている。どうして、そのような水害が起きてしまうのか原因は主に二つある。一つ目は合流している利根川からの逆流だ、手賀沼は手賀川と繋がっており、やがて利根川と合理する。そのため手賀沼の水は利根川に合流するのだ。しかしながら手賀沼と手賀川と利根川の合流地点までの高低差はほぼない、結果的に利根川が大規模な氾濫をすると逆流する恐れがある。現代では水門ができており、逆流する恐れは少ないが過去の降水量を上回ることが起きればこの逆流は大変危険だ、このことから手賀沼周辺の住民はこの逆流の危険性も頭に入れておくべきである。二つ目は、手賀沼は埋め立てされている土地が多くあり、その上に住宅街があるため浸水するのだ、こちらの原因の方が手賀沼周辺の浸水の主な原因である。手賀沼周辺の旧地図を見るとわかるように、現代とは手賀沼の形が異なっていることがわかる。なぜなら、田を増やして生産力を上げるために、手賀沼を埋めて田にしたためである。しかしながら現代ではその手賀沼の埋め立て後に住宅街が立っているので、大雨の時などに、その住宅街が浸水してしまう。

写真(手賀沼サイクリングロード)   写真の場所    地理院地図(地形分類)   今昔マップ

我孫子市洪水ハザードマップ


文章は推敲しよう。同じ言い回しが何回も繰り返されるので、冒頭部分はこちらで削りました。利根川の水が逆流しなくても、手賀川の水門を閉じたことにより利根川への排水が不能になり、結果として手賀沼の水位が上がることは考えられますよね(湛水型内水氾濫)。1981年の台風の時に、大雨により手賀沼が「拡大」して、現在の慈恵医大柏病院あたりの水田が水浸しになったことを記憶しています(岡発戸についてはわかりません)。
千葉県我孫子市(M.S.)

今回訪れたのは我孫子市のハザードマップで「がけ崩れの危険がある区域」とされている、段丘崖沿いの場所である。この段丘崖は東西方向に伸びていて、全長は約165mである。崖の南側の地域は標高が5~7mなのに対し崖上の地域は18m以上である。また「急傾斜地の崩壊特別警戒区域」に指定されていることから、この崖の傾斜度は30°以上でその高さが5メートル以上あることがわかる。このことから、崖が高く急傾斜なためにがけ崩れの発生が想定されていると考えられる。実際に訪れて崖を見ると木があまり生えていない箇所が見られ、がけ崩れの発生を助長しそうだなと感じた。写真を撮った場所は市指定文化財がある緑地のため家屋がなかったものの、この崖沿いには住宅が立ち並んでいた。明治36年(1903年)測図の地形図でも崖沿いに住宅の存在が確認できることから、近年になって崖沿いに人が住み始めたというわけではない。崖の南側地域は洪水時3mの浸水が想定されているため、がけ崩れだけでなく洪水に対しても防災対策を取る必要がある。

写真(志賀直哉邸下)   写真の場所KML   地理院地図(地形分類)    今昔マップ

あびこハザードマップ

志賀直哉の別荘だね。「雪の日」を読んでみてください。書斎からの道が急坂であったこと、坂を降りると水田だったこと、葦の生い茂る湿地があって、その先が沼でした。当時の土地利用の様子がわかります。かつて若松は我孫子高校も含め、そのほとんどが沼でした。手賀沼公園をアビスタと呼ぶとは知りませんでした。

神奈川県川崎市宮前区(セメントハンバーグ)

神奈川県川崎市宮前区の土砂災害に関するハザードマップである。野川本町付近に「土砂災害特別警戒区域」が存在したので行ってみた。40年ほど前には県営の団地があったそうだが、解体されてからは空き地になっていた場所だ。指定された場所は両側に小高い場所が存在する。地理院地図を用いて計測したところ地図左側は約7mの高低差、地図右側は約15mの高低差があった。また、この間を縦断する道路は急な坂道で、地理院地図で計測したところ高低差は約20mである。示した場所で起こる可能性がある土砂災害は、この場所で記録的な豪雨が発生した時、左右両側の小高い場所の地盤が緩んでそのまま林ごと崩落して道路に流れ込むのではないか。またそれに加えて坂上の場所でも同様の被害が起きて坂下に流れ込んで、周辺の家に甚大な被害を及ぼす可能性があると考えた。実際に行くとなんと住宅地の建設が始まっていた。安全な家であることを願う。

写真   写真の場所KML    地理院地図(地形分類)    今昔マップ

川崎市宮前区土砂災害ハザードマップ

台地を小さな谷が削ったんでしょう。いわゆる谷戸地形ですね。東西の断面図を作ると面白いよ。1960年代の空中写真では確かに市営住宅らしきものが確認できます。写真の場所は両側が急崖となっていますが、新たな宅地が作られている?
千葉県千葉市稲毛区(スプリンター)

この地点は、埋立地と古来あった土地の境界線である。画面右手は崖のようになっており、埋め立てられる前はここが海岸線であったことがうかがえる。千葉市ハザードマップでは、この付近は土砂災害警戒区域もしくは土砂災害特別警戒区域に指定されている。この区域では特定の開発行為の制限、建築物の構造規制等が行われている。また、画面中央の14号線左手は埋立地であり液状化の危険性がやや高い区域になっている。つまりこの区域では土砂災害と液状化の両方に気を配る必要がある。この付近には避難場所として生浜中学校があり、液状化の危険性がやや低い地域になっている。また、崖から離れている区域のため、土砂災害の危険性もない。何かあった際はここに避難するのが最も良い選択肢だろう。

写真(稲毛陸橋)      写真の場所KML     地理院地図(地形分類)   歴史的農業閲覧システム

千葉市ハザードマップ     地理院地図(空中写真標高彩色)   地理院地図3D(空中写真)

どうして写真が夜なのかな?土砂災害が危険な斜面の撮影は難しかったのかな?あと生浜中は間違いではないのかな?低地の標高は?台地の標高は?高度差はどのくらいなの?もう少し調べられることはあるのでは?


千葉県習志野市(ゆうま) 

この道は、菊田遊歩道と言ってお散歩などのコースに使われている道です。写真で見ると道幅が少し広く見えるけど、実際はかなり狭いです。この道はハザードマップでも、土砂災害に警戒が必要な場所としてマークされています。写真で見て左側は崖のようになっていて、日当たりが悪いため常に湿気があり雨が降るとなかなか乾かなく、水はけも悪いため大雨が降った場合、崖崩れが起きてしまう危険があります。すぐ近くには民家があり、かなり密集して家が建っているので、すぐに避難が難しいと考えることができます。また、道幅が狭いため、近くの住人全ての人が一斉に避難するとなると、安全な避難経路の確保が出来ないと思います。近くに習志野市役所があり、多くの人が避難できる場所が確保されているけど、土砂崩れなどによって身動きが取れなくなってしまった場合、救急車や消防車などの緊急車両が通るスペースがあまりなく、救助に時間がかかってしまうと考えます。

写真(菊田遊歩道)     写真の場所KML    地理院地図(地形分類)       歴史的農業閲覧システム

習志野市WEB版防災ハザードマップ

下総台地の段丘崖ですね。かつて、田喜野井?藤崎からの川が崖下を流れていたよう。浸食で削られ急崖となったのでしょう。住宅は崖から道路を隔てているので、切迫した危険は感じられませんが、大雨の後は遊歩道を歩かないほうが良いでしょうね。
神奈川県横浜市港南区(ryo)

横浜市港南区の土砂災害ハザードマップについて調べた。写真の場所は、地理院地図の土地条件図で観てみると、高い盛り土地に指定されており、斜面上に盛り土をしてつくられた人工造成地であることが分かる。年代別の写真を見てみると、この場所は1960年代頃までは開発はされておらず、1970年代以降になってから多くの住宅が付近に建てられていることが分かる。この写真の場所は、3年ほど前に住宅の建設が予定されていたものの土台を作った段階で中断されており、それ以降放置されている。斜面には住宅を建設する際に土嚢などが積まれ、がけ崩れ等の対策がされていたが、工事が中断されてからは特に対策はされていない。斜面の下には住宅があり、土砂崩れが発生した場合には人が巻き込まれる可能性が高く、大変危険に感じた。

写真      撮影場所KML     地理院地図(土地条件図)  地理院地図3D   今昔マップ

横浜市港南区土砂災害ハザードマップ

盛土地ではなくて切土地では?横浜市の丘陵地は急速に宅地開発が進みました。土砂災害のリスクが高い場所があちこちにあります。

神奈川県横浜市港北区(White Wing)

これは、「港北区洪水ハザードマップ」の小机駅付近を表示したものである。この地域は鶴見川と鳥山川の合流地点であり、治水地形分類図を参照すると、これらの河川によって形成された氾濫平野であることが確認できる。また今昔マップで過去と現在の土地利用を比較すると、都市化が進行する以前は周辺に田畑が広がっていたことがわかる。これらのことから、この地域は鶴見川の自然遊水地として機能してきたといえる。 現在は鶴見川多目的遊水地が整備されその役割を担っているが、小机駅周辺の広い範囲で3.0~5.0mの浸水が予想されている。横浜線が通っているため、一直線に高台へ避難することは難しく、堤防の決壊により洪水流が一気に流入してきた場合、逃げ遅れてしまう可能性がある。
 また、避難場所として指定されている小机小学校の入り口のすぐ近く(添付写真)に土砂災害特別警戒区域が存在している。崖の目の前には住宅が数件あり、崖崩れが発生した場合、住宅の損壊や人的被害が想定される。さらに崖崩れによって、駅方面から小学校への避難ルートが寸断される恐れもある。

写真1(急斜面)  写真2(急斜面パノラマ)   撮影場所KML  地理院地図(地形分類)

港北区洪水ハザードマップ   港北区土砂災害ハザードマップ   今昔マップ

洪水と土砂災害の両方を調べたようですね。どちらに絞って重点的にコメントした方が良かったのでは?課題説明に「災害が想定される場所を1か所選び」と記載しておいたのですが....今昔マップの対比はいいね。パノラマ写真もいいね。
静岡県御殿場市(るとやん)

静岡県御殿場市の富士山の噴火による防災マップで御殿場小学校周辺の静岡県御殿場市萩原では7日で溶岩流が到達し、富士山に雪が積もっている時期に噴火した際には融雪型火山泥流の被害を受ける。御殿場市は富士山の裾野であり富士山との間に山もなく緩やかな坂が続いている。そのために融雪型火山泥流が発生するとすぐに被害が発生する。また御殿場市民の避難ルートとして一部に国道246号線などを利用し神奈川県方面へ逃げるルートも設定されているが、防災マップを見ると火山泥流がこのルートも被害を受け、場合によっては避難ルートが遮断される危険性もある。他の被害として火山灰が50cmほど積もり建物が倒壊し始めたり、健康に影響を及ぼしたりと避難が長期化すればするほど被害は甚大になる。被害は御殿場市萩原だけではなく広範囲に及ぶため市や周辺の市町村、近隣県の協力も必須である。

写真(萩原地区)     写真の場所(KML)  地理院地図(火山地形分類図)

地理院地図(赤色立体図)  御殿場市富士山火山防災マップ

御殿場の中心市街まで溶岩が達するまでに7日の余裕があるのですね。でも火山灰は降って見通しが悪い状況で避難しなくてはいけないのかも。火山灰が何センチ積もったら車で避難ができなくなるのですか?実際のところ、取り残される人が続出してしまうかも。

宮城県石巻市(ずんだ餅)

宮城県石巻市の荻浜は、牡鹿半島のおおよそ真ん中ぐらい、金華サバで有名な金華山と石巻市の間ぐらいの位置にあります。石巻市の中心から車で約20分ぐらいところです。牡蠣の養殖で有名な港で近年では牡鹿半島の鹿をモチーフにしたwhite deerがインスタグラムの映えスポットととして人気の場所です。リアス式海岸なのでハザードマップを見ると津波の被害を大きく被りやすい場所にあることが分かります。リアス式海岸は特に津波が発生した時、地形の関係で両岸の幅が狭くなるため通常の津波よりもより一層津波の高さが大きくなり被害が巨大化する恐れがあります。実際に東日本大震災の時もリアス式海岸のある南三陸町、石巻、気仙沼は特に津波の被害が大きくなりました。また、川を遡った津波が内陸部に被害を及ぼす可能性もあるため内陸でも川沿いは被害が出る可能性があることもハザードマップから分かる。

写真(White Deer)      写真の場所KML    地理院地図(色別標高図)

石巻市津波避難マップ    重ねるハザードマップ(津波)

荻浜のストリートビューを見ると、建物の基礎部分だけが残っている場所が多くあり、胸が痛みますね。石巻市の死者?不明数は3236人で重い数字です。私も「リアス」海岸で習ったのですが、今は「リアス海岸」で教えられているのではないかな?White deergは市役所のハザードマップでは彩色されていないのは、今は住んでいないからなのかな?
千葉県御宿町(カンパン)

写真は、千葉県御宿町を流れる「清水川」に架かる、国道128号線の橋上から下流へ向けて撮影したものである。網代湾に面す海岸平野にあるこの地点は、御宿町のハザードマップで3.0m~4.0mの津波による浸水被害が予想されている。清水川は網代湾に注いでいるため、津波の遡上によって右岸の住宅は害を被るだろう。一方、左岸には津波一時避難場所に指定されたマンション群があるが、揺れで橋に被害があった場合、右岸地域からの道が断たれるほか、到達時間が短い場合遡上する津波に巻き込まれる危険があり、容易に逃げられるとは限らない。加えて、御宿町は県内第一位の高齢化率(51.9%…令和2年国勢調査)を有すことから、階段による垂直避難や、西側にある高台への長距離避難の迅速さに懸念が生じる。今昔マップや地理院地図「年代別の写真」では、何もなかった一帯が高度経済成長期を経て宅地になる過程を観察できる。長らく人家が無かったのは、今回扱った被害予測のモデルでもある「元禄地震」(1703)の津波を受けた名残だったのではないだろうか。


写真   写真の場所KML    地理院地図(色別標高図)

御宿町津波ハザードマップ   千葉県津波浸水想定図(御宿町)

津波ハザードマップは、オンラインマップではみられず、リンク先を色々探すとPDFでやっとみられました。これでは、いざという時に役に立ちませんね。観光客がいるのだからしっかりしてほしいなと思います。人口が少なく、防災予算が足りないならば、隣接する勝浦市や大原市と共同でオンラインハザードマップを作ればよいのにと思います。

千葉県浦安市(土日祝ミッキー)

国内最大級のテーマパーク施設がある千葉県浦安市舞浜を調査しました。舞浜において想定される最大規模の津波が発生すると、東京ディズニーランド?ホテルの裏の道で1.0m以上3.0m未満の津波が想定される。地理院地図の自分でつくる色別標高図をみると、ホテル敷地内には盛り土があるが、他は高いところで2.4mほどしかない。対して堤防は地理院地図上では2.8mとなっており、津波が堤防を越えると内陸への浸水は止まらなくなると考えられる。そのため、まずは堤防を新たにし、かつ高さを3mほどにするべきと考える。また、自然地形分類図をみると旧水部であり、埋立地である。そのため大きな揺れがきた場合は液状化現象による大きな被害が見込まれる。しかし、2011年3月11日の大きく長い揺れでは東京ディズニーリゾートの駐車場は液状化現象の被害を受けたが、園内は液状化現象等の被害を受けなかった。それは締め固めた砂の柱を一定間隔で地中に造成するサンドコンパクションパイル工法を行なっていたためである。このことは液状化現象が危惧される他の都市にも大きく伝えるべき内容と考える。園内の津波対策として盛り土が挙げられ、園内の標高は低くて5.0mとなっており、想定される最大規模の津波の被害は受けないことがわかる。

写真   写真の場所KML  地理院地図(色別標高図)

千葉県津波浸水想定図(浦安市)

パノラマ写真はうまい。ランドもシーも園内にいれば、津波被害に遭わないことになります。埋立地は地震による液状化の心配はあるものの、標高は浦安の市街地より高めです。ちなみに浦安市最高点は、プロメテウス火山だと思います(55mくらい)。そのサンドなんとか工法というのがいいみたいですね。