1点に泣き、リーグ初戦は惜しくも黒星
JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 第1節?国士大戦が4月7日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
スコア | |
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駒大 1-2 国士大 |
得点者 | |
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26分 | [国]畑橋 拓輝 |
45分 | [駒]鈴木 心月 |
78分 | [国]新堀 陽斗 |
メンバー | ||
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スタメン | ||
ポジション | 背番号 | 名前 |
GK | 1 | 古屋 潤一[4年=高川学園高] |
DF | 5 | 飯田 晃明[4年=丸岡高] |
6 | 小林 栞太[3年=鹿島Y] | |
12 | 亀井 大和[2年=滝川二高] | |
28 | 坂田 陸[3年=岡山学芸館高] | |
MF | 2 | 松村 大也[4年=浦和Y] |
8 | 藤田 和也[4年=長崎総科附高] | |
15 | 浅倉 勇翔[3年=相洋高] | |
23 | 松原 智[2年=駒大高] | |
FW | 7 | 﨑山 友太[4年=米子北高] |
9 | 鈴木 心月[4年=三浦学苑高] | |
サブ | ||
GK | 21 | 樋口 燿大[3年=浦和Y] |
DF | 3 | 福田 隼士[4年=滝川二高] |
4 | 左座 佑眞[4年=東福岡高] | |
MF | 10 | 欠畑 魁星[4年=盛岡商高] |
11 | 久慈 勇仁[4年=野洲高] | |
16 | 川口 太誠[2年=西武台高] | |
20 | 仁科 星哉[3年=神戸U-18] | |
FW | 17 | 今井 拓人[2年=岡山学芸館高] |
18 | 渡邉 幸汰[2年=東北学院高] |
選手交代 | |
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63分 | 崎山 友太→今井 拓人 |
63分 | 鈴木 心月→渡邉 幸汰 |
74分 | 松原 智→川口 太誠 |
87分 | 亀井 大和→久慈 勇仁 |
1年での1部復帰を成し遂げた昨季。2年ぶりの1部リーグの舞台で、リーグ優勝を目標に開幕した一戦であった。駒澤大学玉川キャンパスにて初戦に臨んだ。
布陣は昨年度の4-4-2のまま。約1年ぶりのリーグ戦スタメンとなった副主将の飯田(地4) など4年生を中心にメンバー入り。前半は駒大特有のロングボールからの攻撃に加え、サイドからも攻めの姿勢を見せる。ハーフウェイラインを突破する場面が随所に見られたが、相手のスピード感に押される展開。そんな中、26分、相手がショートコーナーからバックへのパス。このボールがゴール前に飛び、ヘディングを決められ失点。駒大は先制を逃す。前半終了間際にチャンスが訪れる。45分、鈴木(仏4)がヘディングで合わせたボールがキーパーに弾かれる。右サイドに流れたこぼれ球を松村(法4)が中に入れ、鈴木が再びゴールに押し込み得点。これで同点とし、試合を折り返した。
後半も両者譲らない攻防が続く。なんとしても追加点のほしい駒大は、FW2人を交代しチャンスを伺う。71分、小林(経3)が浮いたボールを相手と競り合う中で、後ろから突っ込んだ相手の顔に足が当たるアクシデントが発生する。ラフプレイで2枚目のイエローカードをもらい退場となる。78分には、相手がサイドからのパスに頭で合わせる。駒大は再び失点し、1-2。追う展開となる。
また、74分に交代で入った川口は積極的なプレーを見せるが81分、95分にラフプレイでイエローカード。試合終了間際で退場。後半は終始攻めきられる展開が続き、駒大は最後9人でのプレーで、試合が終了。リーグ戦は黒星からのスタートとなった。
次節は4月13日、流経大との一戦となる。
◆秋田 浩一監督 |
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――今日の試合を振り返って
「残念だった。実力だと思ってまた出直すしかない」
――サイドを使った攻撃が昨季より多かったが
「外から攻めるやり方をこのオフシーズンでやってきたのでボールを速く外に入れるよう意識した」
――1対1の状況でFW2選手を変えたが
「点が欲しかった。4年生の鈴木(仏4)や崎山(G4)も頑張っていたが、フレッシュな選手の方が点を取れると思った」
――レッドカードが出て9人になったがどんな指示をしたか
「ボールを前に速く届けること。右サイドから攻められることが多かったのでディフェンスができて走れる選手を入れた」
――次節に向けて
「また2部に落ちたくないので一所懸命にやる」
◆鈴木 心月(仏4) |
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――今日の試合を振り返って
「最初から自分たちのやることができていなかったので試合を通して納得できないサッカーだった」
―― 自身の得点シーンについて
「自分が競ったボールがこぼれてきてあとは決めるだけだった」
――新主将として試合前どんな声掛けをしたか
「自分たちが今年入ってからやってきたことを出すように話した」
――レッドカードで退場者が出たが
「しょうがないという気持ちもあるが、2人退場した時点でもっと自分たちが戦う姿勢を見せてもっと勝ちに貪欲になっていかなければいけなかったと思う」
――次節に向けて
「しっかり勝って良い流れをつくりたい」
◆飯田 晃明(地4) |
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――今日の試合を振り返って
「2年ぶりの1部の試合で気持ちが入っていたと思うが、相手の方が上回っていて勢いに飲まれてしまったのが今日の敗因だと思う。1週間駒大のサッカーを徹底して準備しないと勝てないと再確認できた」
――相手の強度については
「相手のロングボールに対して自分が弾いて、キーパーに迷惑をかけないように、前線にチャンスをつくれるよう意識していたが、何回か負けてしまった。そこはしっかり勝てるように次に向けてやっていきたい。上に行くためには、守備が安定しないといけないのでもっと自覚してやっていきたい」
―― 約1年ぶりのスタメンとなったが
「2年生と3年生の間はずっとけがをしていて迷惑をかけていたので、今年はけがなくスタートして、この後も試合に出続けてチームに貢献したい」
――副将としてどんな声掛けをしていたか
「4年生として副将として下級生に自信を持ってやれるように声はかけているつもりだったが、まだまだ下級生が伸び伸びとできてない感じがあったので、自分の意識を変えていきたい」
――次節に向けて
「今日からまた準備して次の流経大戦では絶対に勝ちたい」
(執筆者:赤川理子)