後半序盤に一挙3得点!亜大を下し首位に立つ!
JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 第14節?亜大戦が8月13日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
スコア |
---|
駒大 3-0 亜大 |
得点者 | |
---|---|
48分 | [駒]鈴木 心月 |
50分 | [駒]小島 心都 |
62分 | [駒]鈴木 心月 |
メンバー | ||
---|---|---|
スタメン | ||
ポジション | 背番号 | 名前 |
GK | 1 | 古屋 潤一[3年=高川学園高] |
DF | 3 | 小針 宏太郎[4年=鹿島Y] |
4 | 鷹啄 トラビス[4年=市立船橋高] | |
18 | 小林 栞太[2年=鹿島Y] | |
25 | 亀井 大和[1年=滝川二高] | |
MF | 6 | 欠畑 魁星[3年=盛岡商高] |
10 | 小島 心都[4年=湘南工科大附高] | |
14 | 浅倉 勇翔[2年=相洋高] | |
23 | 今井 拓人[1年=岡山学芸館高] | |
FW | 9 | 鈴木 心月[3年=三浦学苑高] |
19 | 松本 ケン チザンガ[4年=浦和東高] | |
サブ | ||
GK | 21 | 北山 壮太[1年=神戸弘陵学園高] |
DF | 2 | 藤田 和也[3年=長崎総科附高] |
5 | 篤 快青[4年=広島県瀬戸内高] | |
16 | 福田 隼士[3年=滝川二高] | |
MF | 7 | 﨑山 友太[3年=米子北高] |
13 | 奥野 奨太[2年=高川学園高] | |
15 | 松村 大也[3年=浦和Y] | |
FW | 12 | 佐藤 智隆[4年=浦和南高] |
17 | 加茂 隼[1年=駒大高] |
選手交代 | |
---|---|
67分 | 浅倉 勇翔→松村 大也 |
67分 | 鈴木 心月→奥野 奨太 |
78分 | 今井 拓人→加茂 隼 |
82分 | 欠畑 魁星→藤田 和也 |
90+2分 | 松本 ケン チザンガ→佐藤 智隆 |
リーグ戦中断期間前最後の試合である第14節の相手は亜大。
現在リーグ戦最下位に沈む亜大に対して駒大が攻勢を強める展開。前からの激しいプレスと縦に速い攻撃で主導権を握る。前半最大の決定機を迎えたのは45+1分。鈴木がゴール前に抜け出し1対1の状況に持ち込むと、最後は倒れ込みながらシュート。惜しくもゴールとはならず、0-0で前半を終えた。
後半も駒大が主導権を握る展開。48分、小林が左サイドでのプレスからボールを奪いクロス。ペナルティエリア内で1対1になった鈴木のシュートが決まり、後半開始早々の先制に成功。立て続けに50分、ゴール前で松本がボールを奪いそのままシュート。惜しくもブロックに阻まれるも、こぼれ球を小島がグラウンダーのミドルシュート。シュートはGKの手を弾いてゴールに吸い込まれた。続く62分、今井、松本が頭でつなぎ、ボールは鈴木の下へ。鈴木がこの日2点目となるゴールを挙げ、スコアは3-0に。試合はそのまま終了し、5戦負けなしとなる勝利を挙げた。
直近5試合を4勝1分で終えた駒大は、今節終了時点で首位となった。
次節は10月1日、関東大との一戦となる。
◆秋田 浩一監督
――今日の試合を振り返って
「前半は少し上手くいかないことの方が多かったが、後半は吹っ切れて少し上手くいったと思う。もう少し点がとれてもよかったと思うが、まぁ失点が0で終わったので良しとしたいと思う」
――後半の序盤に3得点、楽な展開だったのではないか
「その通りだったけど、そこで気を抜いちゃう選手が多い。きっちりやって4点、5点と取れば、得失点差でもう少し楽になった」
――首位で中断期間に入った
「まだ8試合あるし、10月1日から関東大、順大、早大と立て続けに昇格を争うチームとの対戦があるのでそこが勝負かなと思う」
――中断期間でどのような準備をしていきたいか
「まずディフェンスの強化と両サイト。もうちょっと両サイドで縦に速くしたい。上野(正騎)が治ってくればもう少しできるかなと思うので。やっと本吉(利安)、田海(寧生)とか後藤(康介)も治ってくるのでそうすればもう少し余裕が出てくると思うのでもうちょっとやれると思う」
――次節に向けて
「10月の4試合をとれれば本当に先が見えてくるので、気持ちを入れてやっていくしかないと思う」
◆小針 宏太郎(経4)
――今日の試合を振り返って
「前節引き分けたなかで、中断期間前最後の試合を勝ちで終わるか勝ち点を落として終わるかというのはこれからの試合を考えた時に重要になると分かっていた。亜大のスタイル等を色々分析して、入りは悪くなかったと思う。後半の立ち上がりは幸先良く3点取れたがもっと点が取れたと思う。ここからもっと厳しい戦いが続いていくので、勝ったことは評価できるが、チームとしてもっとやらなくてはいけないことが多く出たのかなと思う」
――今節はきっちりと耐えきってのクリーンシート
「前節は自分のところで曖昧になるなどして失点に繋がったと思う。その辺りを自分達でしっかりと反省して今日の試合に臨めたと思う。最終的に少し押し込まれたが、粘り強く守れた結果がクリーンシートに繋がったと思うの。あのくらいの強度というのは毎試合チームに求めたいと思うし、ここからの相手は攻撃のところで高いクオリティを持ったチームが多いと思うので、守備をきちんと追求していかないと優勝という結構には結びつかないと思うので全体に良い影響を与えられるようにしていきたいと思う」
――首位で中断期間に入った
「残り8試合あり、ただ中断期間前にこの順位にいるというだけ。1ヶ月以上空いて次の試合が昇格を争う関東大なので、今の順位にあぐらをかくのではなくしっかり良い準備をこの1ヶ月間でしていきたいと思う」
――次節に向けて
「関東大は0-3でやられた相手だし、同じ相手にシーズンダブルというのは絶対にやられてはいけない。そういった意味でも絶対に勝たなくてはいけない。しっかり勝ちにこだわって、この1ヶ月間過ごして行きたいと思う」
◆欠畑 魁星(商3)
――今日の試合を振り返って
「今日はけが空けで久しぶりにスタートからだったが、チームが勝てたことがやっぱり1番嬉しい。個人のパフォーマンスとしては正直何もしていないというのがあるし、監督やコーチにも言われたようにもっと運動量を増やしていきたい。僕の運動量次第でチームの得点がとれる数も変わってくると思うので次の再開後に向けて頑張っていきたいと思う」
――けが空けのコンディションは
「脳震盪で長期の離脱ではなかったので、そんなに前と比べてどうこうというのは無いが、やっぱり走れなくなっているというのは自分から見ても感じるので、そこを改善しなくてはいけないと思う」
――久しぶりの公式戦でのスタメンとなった心境は
「まぁあまり気負うことなく、選ばれたからにはやるしかないという感じだった。自分にそこまでの実力はないのでチームを勝たせようとまではいかないが、少しでもチームに貢献出来るようにと思って臨んだ」
――次節に向けて
「Aチームの人数も少し増えてきてチーム内での争いが大きくなってきている。少しでもパフォーマンスが悪いとすぐ変えられると思うのでチームメイトに負けないように頑張りたいと思う」
(執筆者:岩渕隆悟)