硬式テニス部

DATE:2024.08.28硬式テニス部

男子 シングルス負け込みリーグ戦初黒星

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サーブを打つ金田(撮影?大庭瑠晟)
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シングルスで勝利した海野

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ガッツポーズする植木
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ボールを打ち返す北牧

8月28日に関東学生テニスリーグ2部(男子第78回)の第2戦が行われた。第1戦を勝利で飾った駒大だったが2戦目は、3勝6敗の成績で連勝とはならなかった。

◆スコア
駒大 3-6 ☆立大

◆ダブルス
D1
●北牧慶一朗?藤野惠大 0(3-6,1-6)2 ○岡崎開?新垣勇斗
D2
●植木海音?原風斗 0(3-6,5-7)2 ○小林良徳?時岡宏
D3
○大場巧士?金田晴輝 2(1-6,7-6,10-8)1 ●宮崎涼太?中村翼

◆シングルス
S1
●松尾滉哉 0(2-6,1-6)2 ○小林良徳
S2
○北牧慶一朗 2(6-3,6-1)0 ●丸谷圭介
S3
●大場巧士 0(0-6,2-6)2 ○中村翼
S4
●上田吏恩 0(3-6,1-6)2 ○新垣勇斗
S5
●飯田拓弥 0(0-6,0-6)2 ○角田優太
S6
○海野優輝 2(1-6,6-4,6-1)1 ●時岡宏斗

◆戦評

D3の金田?大場ペアは第1セットは、相手の正確なショットやストロークに圧倒され、第1セットを落とす。迎えた第2セットは、第1セットとは打って変わりシーソーゲームの展開になる。5-4でマッチポイントを迎えたが、2ゲーム連続で落とし5-6と後がなくなってしまうが、そこから6-6に追いつく。タイブレークも制し第2セットを奪う。ファイナルタイブレークは、相手にリードを与えることなく10-8で制すが、ダブルスを1勝2敗で終える。
シングルスではS6の1年生の海野優輝(営1)が躍動する。第1セットは、1-6と相手に圧倒されてしまうが、第2セットからは強烈なショットが決まるなど一時はゲームカウント5-0とリードするが、4ゲーム連続で落とし5-4になる。それでも、粘り強く攻め第2セットをとると第3セットは圧倒し、勝利する。S3の北牧慶一朗は、サーブの調子が良く終始相手を圧倒する。ショットの調子もよく着実にゲームを奪っていき、北牧は2-0のストレート勝ちをおさめる。しかし、他の選手たちが相手の正確なサーブやボレーにやられてしまいシングルスを2勝4敗という成績で終え、通算成績3勝6敗で2勝目とはならなかった。

第3戦は中大と8月31日に中大多摩キャンパスで行われる。

◆インタビュー

◆江口淳一監督(62)

ーー対戦相手の印象は
「強かった。ダブルスのD1とD2は弱くなかった。インカレで見たときからサーブの精度やボレーを決めてくるあたりビハインドになってしまうのは、しょうがなかった

ーー試合全体を振り返って
「ダブルスの金田と大場が1つとってくれたのは大きかった。1年の海野や単複で出場している北牧が、気迫のあるプレーをしてくれた。海野があそこまで頑張ってくれていたので、4年生の飯田が簡単に負けてしまったり、大場も単複での出場とはいえ簡単にとられてしまったり、松尾もゲームをとれなかったりと、次の相手に悪い材料を渡してしまった。海野のようにみんなにも頑張って欲しかった」

ーー2試合を通して海野の粘りが光るが
「1年生ではあるが期待して送り出している。前回の相手は本当に強かったと思う。今日の相手も海野の嫌なタイプの相手だったと思うが、粘り勝ちしてくれた。本当にこれからが楽しみである。4年生は最後なので海野のような気迫を見せて欲しい」

ーー次戦に向けて
「今までのスコアを見ると、2勝しているチームなので弱くはないとおもうし、去年の入替戦で1部から落ちてきたチームだけどチャンスがないわけではないと思っている。とにかくダブルスで波に乗ってシングルスにつなげて、前回のようなしぶとさで勝ちたい」

◆大場巧士(営3)

ーー対戦相手の印象は
「テンポが早く、ドンドン打っきた。ダブルスのときにやっていたのでどんな感じなのか分かっていたが、思ってたよりもテンポが早くてやりにくかった」

ーー今日の調子は
「そこまで悪くなかった。前の試合から少しずつ自信を持ちながらショットなどを打てていたので、そこまで悪いとは思っていない。ただ相手にうまくミスを誘われた」

ーー試合を振り返って
「シングルスは最初あまり足が動かなく、ボールに足が入りきれてなかった。そこで序盤から一気にゲームを奪われてしまった」

ーー次戦に向けて
「今回はシングルスで負けてしまったので、次戦は出るのであればシングルスとダブルスどちらも勝ちたい」

◆海野優輝(営1)

ーー対戦相手の印象は
「フォアで攻めてきて、バックでスライスなどをしてつないでくる相手だった。できる限りバックを狙って、チャンスが来たら攻めて前を狙う作戦で挑んだ。第1セットは、コートに対応することに苦労し、攻めることができず、相手にフォアで攻撃されたことで流れがつかめなかった。第2セットは、コートにも慣れ、ゲームカウント5-0まで攻めれたが、悪い癖である追い込んでから追いつかれてしまう展開を今回も作ってしまった。5-4になってしまったところでメディカルタイムアウトをとって、一度気持ちを落ち着かせたことで、第2セットをとることができ、ファイナルセットも攻めることができた」

ーー試合を振り返って
「序盤はコードが合わなかったが、中盤以降は思い通りに攻めることができた」

ーー初めてのリーグ戦はどんな感じか
「初めてのリーグ戦ではあるが、前回のホームの試合で負けたのが悔しかったのと、今日はS6で絶対に落とせないと思っていたので何が何でも勝ちたいと思っていた。自分のプレーをしっかりとすることができてよかった」

ーー次戦に向けて
「雨が降らなければ、得意なコートでの試合になると思うので、しっかりと調整して次も勝てるように頑張りたい」

執筆者:大庭瑠晟

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