卓球部

DATE:2023.05.25卓球部

2部春リーグ全勝優勝で念願の1部復帰!

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ガッツポーズの木村(撮影?小川裕貴)
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1年生ながら出場の管(撮影?小川裕貴)

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ダブルスの清野?加藤(撮影?小川裕貴)
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1部昇格を決めた加藤(撮影?小川裕貴)

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敢闘賞のトロフィーを持つ加藤(撮影?小川裕貴)
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1部昇格を決めた駒大卓球部(撮影?小川裕貴)

2部春季リーグ戦が5月10日から12日にかけて、所沢市民体育館で行われた。駒大は全勝で2部リーグ優勝を果たし、昨秋以来の1部リーグ復帰を決めた。各試合の結果は以下の通り。

1回戦

〇駒大 4-1 東洋大

2回戦

〇駒大 4-0 慶大

3回戦

〇駒大 4-0 日体大

4回戦

〇駒大 4-3 埼工大

5回戦

〇駒大 4?1 国学大

1回戦
【1】

●木村飛翔(商3) 2?3(11-9、9-11、7-11、11-7、4-11) 菅原?

【2】

?管琉乃介(経1) 3?2(5-11、9-11、11-8、11-8、11-8) 松土●

【3】

?前川祐輝(政2) 3?2(6-11、11-7、4-11、11-2、11-7) 榎●

【W】 ?清野晃大(経4)?加藤渉(経2) 3?0(9-11,11-6、11-8、11-9) 松土?菊池●
【5】

?加藤 3?0(11-5、11-6、11-3) 麦●

2回戦
【1】

?加藤 3?0(11-6、11-9、11-8) 福本●

【2】 ?相楽将(営3) 3?0(11-4、11-5、11-9) 相馬●
【3】

?管 3?1(11-9、11-4、8-11、11-5) 田島●

【W】

?清野?加藤 3?0(11-9、11-7、11-7) 田坂?相馬●

3回戦
【1】

?加藤 3?0(11-9、11-8、15-13) 泊●

【2】

?相楽 3?0(11-7、11-9、11-7) 笠井●

【3】

?木村 3?0(11-8、11-4、13-11) 鍋島●

【W】

?清野晃大(経4)?加藤渉(経3) 3?2(11-9、11-5、5-11、5-11、11-4) 芹澤?泊●

4回戦
【1】 ●相楽 2?3(11-8、9-11、7-11、11-6、10-12) 島村?
【2】 ?木村 3?0(11-4、11-6、11-7) 今泉●
【3】

?加藤 3?2(11-6、7-11、11-9、6-11、11-9) 玉井●

【W】

?清野?加藤 3?1(11-7、11-4、11-13、11-9) 原井?今泉●

【5】

●管 2?3(9-11、9-11、15-13、11-9、8-11) 金?

【6】

●白山遼(経3) 1―3(11-5、11-13、7-11、9-11) 原井?

【7】

?清野 3―1(11-7、4-11、14-12、11-6) 長門●

5回戦
【1】

?管 3?2(11-13、11-5、9-11、11-8、11-5) 佐山●

【2】

?木村 3?0(11-3、11-6、11-5) 高澤●

【3】

?清野 3?2(9-11、8-11、11-7、11-5、11-8) 岡戸●

【W】

?清野?加藤 1?3(6-11、6-11、12-10、7-11) 高澤?渡辺●

【5】

?加藤 2?3(9-11、9-11、15-13、11-9、8-11) 金●

【6】

●白山遼(経3) 1―3(11-5、11-13、7-11、9-11) 原井?

【7】

?清野 3―1(11-7、4-11、14-12、11-6) 長門●

駒大は2部春季関東学生リーグ戦を全勝優勝で1部リーグ復帰を決め、単複9勝1敗で加藤が敢闘賞を受賞した。

第1戦の東洋大戦は1番手の木村が敗れ、2番手の管が第1、第2セットを続けて落とした。しかしその後のセットを勝ち取り勝利。前川、清野?加藤のダブルス、加藤も勝利を収めて初戦の東洋大戦を勝利で飾る。続く慶大戦と日体大戦も4-0で勝利し、3勝0敗でリーグ戦を折り返す。

最終日の3日目は埼工大と国学大の強豪2校と対戦。第4戦の埼工大戦は1番手の相楽が第1セットを勝ち取るも、島村の左右に揺さぶる攻撃の前に続くセットを立て続けに落とし惜しくも敗北。2番手の木村は粘り強く相手の攻撃をカットし、3ゲームを連取。また加藤は、シングルスに続き、ダブルスペアの清野とともに勝利をおさめ、王手をかける。しかし管、白山が相手の力あるショットの前に立て続けにセットを落とす。互いに一歩も譲らない展開で迎えた7番手清野。第1セットは主導権を握り勝利を掴むが、第2セットは相手優位で試合を進められて4-11でセットを落とす。両者一進一退の攻防が続く中、第3セットは長いラリーが続く試合に。デュースまでもつれ込んだセットを14-12で勝ち取った。応援の熱も最高潮に達する中で迎えた第4セット。序盤はリードを許したものの、中盤からは盛り返し11-6で勝利し鬼門の埼工大戦で勝利を収めた。

優勝をかけた国学大戦は互いに一歩も譲らない展開の熱戦が続いた。1番手の管は第1セットをデュースの末に落とす。第2セットは気合の入った攻撃で勝利を掴むも、第3セットでは連続失点を喫して敗れる。しかし1-2で迎えた第4セットからはバックの攻撃が冴え勝利。第5セットも勢いそのままに勝ち取り、切り込み隊長としての役割を全うした。2番手の木村は危なげない試合運びで終始リード。3-0で勝利を収めた。3番手の清野は1セット、2セットを相手のスピード感あるプレーに翻弄されセットを落とした。後がなくなった第3セットは相手の鋭いスマッシュに上手く対応し11-7で1-2に盛り返す。流れを掴んだ木村は続くセットを連取し、2部優勝を大きく手繰り寄せる勝利を収めた。王手をかけて臨んだダブルスは加藤と清野のペア。しかし早い展開で勝負を仕掛ける相手の前に主導権を握ることが出来ない。第3セットこそデュースを勝ち取ったものの、1-3でダブルスを落とす。

5番手の加藤はここまでシングルスで全勝を収めている。勝てば優勝が決まるゲームだったが、ダブルスの悪い流れを断ち切る事ができず第1セットを落とす。第2セット以降は冷静さを取り戻して本来の粘り強い攻撃を見せる。第4セット、第5セットのデュースをものにし、死闘を切り抜け勝利。見事2部優勝を果たした。

◆長﨑隆志監督

――2部優勝を達成したことはどう感じているか
「一期で一部に戻ることになり、しっかりスタートラインに立てたなという気持ち。チーム全員が秋に一部でAクラス入りをすることを目指している中で選手がプレッシャーに負けなかったことにチームや選手の成長を感じた。どのような場面でも悲観的にならず明るさを保つことの重要性も再認識できた」

――2部優勝を達成できた要因は
「3つあると感じている。一つは主将尾中のリーダーシップの下、チーム全員が主体的に自主的に練習や日々のチーム運営を続けたこと。もう一つは木村白山以外のレギュラー選手の成長。特に殊勲賞を受賞した加藤、チームの特攻隊長的な役割を果たした管と相楽の存在はチームに厚みを持たせ、誰かが負けても誰かがカバーできるチームとしての強さに繋がったと感じている。最後はマネージャーのサポート。日常のチーム活動に必要な細かな事務作業やSNSの管理、選手のメンタルケアに繋がる声がけなどは選手が競技に専念できることのみならず、モチベーションの維持にも繋がっている。本学卓球部のマネージャー陣は全国の卓球部に誇れる最高のサポート体制だと感じている」

――1部での戦いに向けた意気込みは
「秋までの4ヶ月で今期出場した選手としっかり計画的に訓練を積めれば目標であるAクラス入りも狙えるのではないかと感じている。各自で日常の練習や考え方に疑問を投げかけ、トライアンドエラーを続けて今より少しレベルアップして秋に臨みたい」

◆加藤渉(経2)

――春リーグの結果について
「秋は最下位になって2部に落ちてしまった。この一年間勝つことが出来ず、チームに貢献できなかった。今年一年生が入ってきて自分が取らなくてはという思いも強くなった。そこはしっかりと成し遂げることが出来たと思う」

――今回の結果(単複9勝1敗)について
「もちろん全勝したかったが最後にダブルスで負けてしまった。シングルスの相手は強い相手だったが、勝つことが出来たのはダブルスから切り替えることが出来たからだと思う」

――1部リーグに向けた意気込み
「2部と1部はレベルが全然違う。昨年一年間1部を経験して勝つことが出来なかった。もっと練習してチームにしっかり貢献できるようにしたい」

◆管琉乃介(経1)

――初めてのリーグ戦だったが手ごたえは
「先輩方が強いので試合中は緊張することが無く、1年生らしくできたと思う」

――長﨑監督の隣でチームを盛り上げている姿も目立った
「1年生が盛り上げればチームも盛り上がり、上級生に負担をかけることも減るので、学年関係なくではあるが、チームを盛り上げることに関しては良くできたと思う。プレーだけでなくそういった面でも良いリーグになった」

――今回の成績(3勝1敗)をどのように評価するか
「埼工大戦でチームは4対3で勝つことができた。僕が勝つことが出来ていれば4対2で終わっていたのでそこは悔しい。勝ち越すことはできたが、全勝優勝が目標だったので悔しくもある」

――1部での戦いにむけて
「強い選手がたくさんいるがプレッシャーを感じずにどんどん向かっていきたい」

◆尾中翔英(商4)

――1部昇格を決めた実感は
「メンバーが揃っていたので優勝できるとは思っていた。しっかり優勝することが出来た」

――1部での戦いとなるが意気込みは
「1部は強い選手が多いが、自分たちは2部から昇格したので向かっていく精神も強い。駒澤らしく頑張っていけたらなと思う」

(執筆者:小川裕貴)

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